《 2025年10月12日(日) 9:00-17:00 》
◆9:00 大会長挨拶:趣旨説明 笹良剛史(社会医療法人豊見城中央病院)
◆9:10基調講演・GRACE概説
高宮有介 先生(日本GRACE研究会 代表世話人/昭和医科大学客員教授)
米国Upaya禅センターのジョアン・ハリファックス老師によって開発されたケア提供者の自利(セルフケア)と利他(思いやり)を育むプログラム「GRACE」の基本理念と実践的意義について解説します。
◆9:30-10:50特別教育ワークショップ「Inner Practice of Medicine」
来沖ゲスト : ウェンディ・ラウ 先生(救急医・国際支援医・Upaya指導者) ,ジョアン・ハリファックス老師(Upaya禅センター創設者・禅僧・医療人類学者)
司会進行:石上雄一郎先生(飯塚病院),松本 学先生((株)大島造船所 産業医)
通訳:木蔵シャフェ君子氏(マインドフルリーダーシップインスティテュート)
医療者が「内なる自分自身」と向き合いながら、コンパッションを保ち続ける力を育む体験型ワークショップです。初来沖されるハリファックス老師・ウェンディ先生に直接質問できる貴重な時間となるでしょう。
◆11:00 −12:00話題提供
徳田安春 先生(群星沖縄臨床研修センター長)
GRACEと共通するウィリアム・オスラー博士の名講話『平静の心(Aequanimitas)』を通して、医師、対人支援職の精神性とコンパッションの本質に迫ります。
浦山絵里 先生(看護師・ナースファシリテーター・茨城県立医療大学客員教授)
看護におけるGRACEの活用について共に考えていきます。
◆12:00 −13:00: 昼食休憩
◆13:00 GRACE体験:Gのボディワーク
◆13:10シンポジウム
「心の専門家から学ぶ、苦しむ人と共にある対話」
保坂 隆 先生(保坂サイコオンコロジー・クリニック):日本におけるサイコオンコロジーの先駆者。
藤澤 大介 先生(国立がん研究センター) :マインドフルネス・認知行動療法の日本の精神医学における第一人者。
宮地 尚子 先生(一橋大学) :トラウマと社会的文脈を扱う精神科医・文化精神医学者。
それぞれの立場から「苦しみと対話」に向き合ってきた珠玉の精神科医3名によるシンポジウムです。コンパッションと心のケアの核心に迫り、「共にあること、探究と相互理解の対話」について語り合い、学びを深めます。
◆ 15:10 体験ワークショップ「ヒーリングタッチ」
戸田 美紀 先生(HTI認定ヒーリングタッチ・インストラクター CHTP/I)
「触れる」ことがもたらす非言語的,ホリスティックな癒しの対話「ヒーリングタッチ」を体験していきます。
◆ 15:50 ポスターセッション《☞一般演題募集参照》
テーマは『私の活動 × コンパッション』。
マインドフルネスやコンパッションに根ざした実践、研究、教育、日々の現場の中での気づきに関する演題を歓迎します。GRACEに直接関係しない取り組みでも構いません。 また、GRACE研究会の世話人によるポスター発表も同テーマで展示され、多彩な視点が共有されます。
演題募集要項を参照し、一般演題をご登録ください。
◆16:40: Ending:総括・質疑応答:全体の対話で終わる
◆17:00 閉会、次年度の案内
◆17:30 参加者懇親会:追ってお知らせいたします。
◆ 同時期に開催される日本サイコオンコロジー学会のご案内 :当会の前10月10日・11日には沖縄・糸満市にて「日本サイコオンコロジー学会年次大会」が開催されます。 心のケアに関心を寄せる皆さまにとって、この機会を「学びと癒しの島・沖縄」での対話の旅としてご活用いただければ幸いです。 翌13日は祝日です。連休を利用して、ぜひ現地でのご参加をご検討ください。沖縄で、皆さまとお会いできることを心より楽しみにしております。
* 全てのプログラム内容は変更する可能性があります